弥生の月となり 花”の字が華”へと移る良き季節となってきました。
だが!風を楽しめる季節にもかかわらず、バッテリーが上がってしまった
我が単車をただ呆然と見つめる総務 Fです・・・ 復活の日はいつぞや・・・
さて
今日は音楽評論家の吉田秀和さんを、ほんの少し偲んで見たいと思います。
クラッシックに造詣があまり深くない私が、クラッシック評論家である吉田さんを
知ったのはある日偶然に耳にしたFM放送「名曲のたのしみ」でした。
豊富な知識を鼻にかけず、わかりやすく かつ楽しく深く 専門的でコアな
内容まで聞き手を飽きさせず語る吉田秀和さんに、興味をそそられました。
なによりその感覚的で理知的な豊かな表現能力は、私には剣山で頭をつつかれたような
衝撃でした。
本屋で吉田さんの評論誌などを立ち読み(買ってはいない・・・)すると、その
無尽蔵に出てくる豊富な表現の中に大相撲を使った比喩が度々出てくるのに気
がつきます。
当然ながら私では到底理解できぬ専門知識の展開をされること多いのですがその
端々にふと力士を音楽に型どった表現や指揮者と行司との言い回しなど、
その面白さ”は音楽の知らない素人でも思わず本をレジに持っていきそうに
(やっはり買っていなが・・・)なるくらいでした。
爆発頭に可愛い笑顔、生涯現役を通された吉田秀和さんは2年前に自宅にて98歳
で眠りにつかれました。
最愛のバルバラ夫人のもと今も相撲を音楽を共に楽しまれていることでしょう。
私の愛して止まない モノ書き”の1人です。