『 インターステラー 』を見に行く様な内容をUPしながら結局見に行かなかった
上田メッキ 営業のYです。
そのお詫びではないですが先日、『 アメリカン スナイパー 』を見て来ました。
ご存知の方も多くおられると思いますが、伝説のスナイパー クリス・カイルの人生を描いた実話です。
監督はクリント・イーストウッド。
米軍史上最多160人を射殺した男の物語 ・・・
その過激なテーマから「戦争賛美だ」「そんなに殺さなくてもよかったんじゃないか」
など多くの声が聞こえそうですが、全くの的外れでこれはれっきとした「反戦映画」です。
内容についてはニュースなどで話題になっていることも多く、特に予想外な展開もありません。
しかしその内容は観てみないと分からないほど重厚でした。
主人公は愛国心の強い男で9.11を契機に軍人に志願し、仲間を守るため家族のため祖国の
ために戦地に赴く。
その結果、主人公は160人という途方もない人数を殺すことになる。 (非公式には255人)
敵兵はもちろん例え女子供でも武器を持って向かってくるようであれば殺さなければいけない。
生かし逃してしまえば他で仲間が危険にあう可能性があるからです。
もちろん殺した相手にもそれぞれ家族があり日々の営みがある。
しかし主人公がそのことに思いを馳せる場面はない、なぜなら自分たちを守ることで精一杯だからです。
映像を見ていると考えさせられます正義とは何か、戦争とは何を ・・・
クリス・カイルは4度のイラク派遣の後、退役しています。
退役後についてはみなさんで調べて見てください。
あまりにも皮肉な形で彼はこの世を去っています。
久しぶりに良い映画であり考えさせられることも多くありました。
お勧めしたいのですが好みも有るでしょうしこのブログで関心を持って頂いたのなら
是非、足を運んでみてください。