私は学生の頃から単車を乗っています。
最近、若年層の乗車率が低くなってきたとの事ですが逆に中年層以降の方の
リターンライダーなる一度単車を降りた人たちがまた乗り始める方が多くなっ
て来たようです。
つまり オッサンライダーばかりが増えてきたようです。
80”年代オートバイの絶頂期、登録台数も最高を記録した年代に私は育ちました。
80”~90”年代にかけては休みになると、鉄砲玉のごとく、どこかに乗りに行って
いたものです。
連休になると20台近くも単車が集まり安い温泉宿めがけて走っていました。
乗っていたバイクも決して上等なものばかりでなく、泣けなしの給料から捻出した
お金で中古車だの改造等につぎ込み仲間内でその馬鹿さ加減に大笑いしたものでした。
そのうち乗っているバイクも年齢と共に大型化し、そして 仕事、転勤、結婚、出産
仲間は徐々に減って行きました。。。
皮肉なことに乗っている仲間のバイクはいいもの”になってきたのに比例し台数は減ったわけです。
私も未だに降りていない1人ではありますが以前より乗る機会もぐっと減り置物のように置いてある
自分の単車が可哀想に思えるようになっています。
明らかに あの頃のトキメキは蘇りません。
降りればきっと楽になるはずなのに降りられないのはこのトキメキを忘れられず捨てられない
のでしょうか。
それでも単車にまたぐと愚直なる自分が己の底辺から甦ってしまいます。
そろそろカウンターの外へ出てもいいよ!と囁く声を無視してあの頃のトキメキをまたまた
探してしまう己に嫌気がさします。
くだらぬ独り言をこの場で記した事に後悔しながら最後とします。
総務Fでした。