こんにちわ。上田メッキのWです。
毎日暑い日が続いておりますが、元気に過ごされていますでしょうか?
さて、先日私の前職時代の同僚が遠路はるばる沖縄から京都へ遊びに来てくれました。
前職では同僚でしたが、いまや沖縄で会社社長に成りあがっており車はレクサス、時計も高そうな
ものを身に着けておりました。
それはともかく、沖縄では食べられないであろう京都の和食(居酒屋ですが)を堪能し昔話に花を
咲かせました。
そして店を後にした時に、彼が車を止めているコインパーキングに向かい清算しようとした時です。
彼:「ここ、2,000円札使えませんわ」
そらそうやろなと思いつつ、両替をしてあげたのですがどうやら我々本州の人間の忘却の彼方にある
2,000円札は沖縄ではごく一般的に流通しているらしいのです。
確かに2,000円札は首里城がモチーフになっていたり、沖縄サミットの開催時に発行されたりと沖縄ゆかり
ではありますが本州の人間からするとあまりピンとこないです。
私も10年以上前に一度だけ入手した以来です。
そういえば先日このような記事が出ていました(8/3 読売新聞オンラインより引用)。
「使いにくい」2千円札…流通、1億枚割り込む
2000年7月に誕生し、15年目を迎えた2千円札の流通枚数が、1億枚を割り込んでいたことが分かった。
03年度までに計8億8000万枚発行されたものの、04年度以降は印刷されておらず、今年6月末現在
の流通量は9900万枚。店舗などでは「使いにくいお札」と敬遠され、経済の専門家は、普及に対する
政府の甘い見通しを批判している。
◆内規で使わず
「間違いを防ぐため、店頭では2千円札は使わないようにという社内規定があります」
東海地方を中心にスーパーを展開する「ユニー」(本社・愛知県稲沢市)の広報担当者は、そう打ち明ける。
「例えばお釣りで4000円渡す場合、2千円札2枚より、千円札を1、2、3、4枚と数える方が間違いが
なく、分かりやすい」と説明。スーパー「ヤマナカ」(本部・名古屋市)でも「2千円札を見慣れない
お客様が戸惑うこともあるので使っていない」という。
「2千円札をよく見かける」と言われていたコンビニエンスストアの現金自動預け払い機(ATM)からも姿
を消しつつある。ローソンでは約5年前まで、ATM内に用意する紙幣の枚数を抑えられるとして、1000円
単位の出金の際は、2千円札が優先して出るように設定していた。
現在、この設定にしているのは、那覇市の守礼門が描かれていることから2千円札の普及活動が積極的に
行われている沖縄県内の店舗のみ。ローソン広報は「5年前に導入した新型のATMは、以前よりも機械内
に紙幣が多く入る構造のため、2千円札を入れる必要はなくなった」という。
上記よりやっぱり沖縄では積極的に使用されているんですね。
しかし、1億枚もあるのに我々の財布にはほとんど入らないというのは不思議な話だなあと思う今日この頃
でした。