開発Yです
覚えておいででしょうか
私の不勉強のせいで枯死の窮地に追いやった
例の葡萄
葉が出てまいりましたよ
素直に嬉しいです
この手の苗は接木という手法をとられていることが多いです
私んとこのも勿論そうなってます
病気に強い根の上に美味しい実のなる幹って感じでくっつけるんですね
桜がクローンならこっちはキメラ
下半身が馬のおっさんみたいなことです
動物なら今のところ空想やSFの世界ですが
植物の世界では結構昔からありのようです
なによりその発想に驚かされます
さぞやいろいろ試したんでしょうね
さて家内が留守の休日の午後
上の子とクッキーを焼きました
さっくりと混ぜます とか
しっかりとふるっておきます とか
その表現が一番ふわっとしてんなぁと
またしてヒネたことを考えつつも
お菓子作りは無電解メッキっぽいなと思うことがあります
、、、ときどきですよ
材料を計量して攪拌して加熱する
シューもスポンジも基本的にはタンパク質の熱変性の制御
これってめっき液の調製と熱で析出する無電解メッキに似てなくも…
と自分でも気味悪いのでいつもこの辺で考えるのを止めるんですけどね
ちなみに炒め料理は火加減や求められる手際が電解メッキのイメージです
そんなことを考えながら作っているからか
私のお菓子はいまいち家族に感動を呼ばないようなのですが
今回は子供が彩りを添えてくれました
かわいい
で件の熱変性の後
昼寝勤務明けの食べる担当も参戦
瞬殺していただきました
お菓子は原理が単純なんで
私程度が普通に作る分にはちょろいもんですが
その道を熟知して
更なる欲求に答えようとしたとき
接木のようにびっくりするような発想が生まれるでしょうね
私もそうありたいものです
ちなみにその葉っぱが馬の下半身の方から出てるようで
行く末を思うとちょっと複雑です