船乗りの神「聖エルモ」が起こす奇跡は、火種のない場所に突如、聖なる火を熾す。
中世以前に奇跡(謎)の1つとして挙げられた セントエルモの火”現象は、尖った先端
特に船舶のマストなどに突如火が灯る現象で、船乗りからは心霊現象とし畏怖されたり
逆に守り神の降臨とし崇められたりした現象です。
実際は放電現象(コロナ放電)で16世紀半ばに米国の科学者が謎を解明しています。
ご存知の方も多数いらっしゃるかと思いますし詳細はネット環境が整った現在では
すぐにキーボードをたたけば出てきます。
現在、古代からの謎が次々と解明されています。
情報過多のこの時代、古代の民や中世の人々のような豊満な創造は絶えたのかもしれません
情報が限られた世界で自然発生的に生まれた神話や謎”であったこそ、当時の人々はその神話で
心を浄化できたのでしょう。
今に生きる人々にとって、事実や現実をすべて知ることが最良ではない事をマスメディアは
教えてくれました。
1700年代既に セントエルモの火”は消されてしまいました。
実はこの時代から古代から守ってきた大切な火を消し始めたのかもしれません。
最後まで読んでいたき ありがとうございました
総務Fの担当でした。