こんにちわ。
上田メッキ営業のWです。
いやあ、暑い!!
今年は特に暑いような気がします。
話はうって変わりますが、私は戦争映画が大好きです。
プライベートライアン、ブラックホークダウン、プラトーンといったところです。
そんな戦争映画のジャンルに、『潜水艦もの』があります。
レッドオクトーバーを追え、クリムゾンタイド、K-19、U-571等々あります。
『潜水艦もの』の映画には外れがないなんてよく言いますが、確かに状況的には
狭い潜水艦の中で、逃げ場がない深海で、といったように面白くなる要素満載ではあります。
そんな中で、やはり元祖&傑作といえばこちら
『Uボート』
当時の西ドイツ製作の映画です。
監督はその後ハリウッドにも進出して『アウトブレイク』、『エアフォースワン』等のヒットを飛ばした、
ウォルフガング・ペーターゼンです。
この映画はなんといっても潜水艦映画の元祖であり基本でもありこれ以降の潜水艦映画はこの映画
の影響なしでは製作できないと言っても過言ではないと思います。
話は変わりますが、最近よく試作のご依頼を頂く京都の某大手企業様の入口に展示されている
下記の機械。
説明文を読むと、なんと第二次大戦中に当時同盟国であったドイツから分解された状態でUボートに載せられて
日本へ運ばれてきたんだそうです(ばねを作る機械)。
映画のUボートを見ればわかりますが、潜水艦の中は非常に狭く乗組員はザコ寝状態、食糧はカビが生える
ような状況でとても過酷な環境であったようです。
そんな中、分解された状態とはいえ数トンある機械を、限られたスペースしかないUボートに積載し、ドイツ
から日本へ、連合国側の駆逐艦の目をかいくぐってきたのかと思うと、とても感慨深いものがあります。
この会社に後輩が同行した際には必ずこの話をして、いかに戦争中にこの大きな機械をバラして潜水艦
に載せて運んでくる事が大変な事であったかを説くのですが、みんな一様に死んだ魚のような目で興味
なさそうにしています。
なにはともあれ、先人たちの努力に感謝したいと思う今日この頃です。