あくまで個人的な主観においてのお話であることご了承ください。
私が小学校6年生の時でした。
10月中頃、友人と塾帰りに学区内ある紫野柳公園(当時は小柳公園)に
自転車で通りがかりました。
時刻は5時をまわったあたりかと記憶します。
秋の夕暮れ、まわりは薄暮”となっていて光量は極端に乏しい状態でした。
私は1組のカップルが公園のベンチで仲睦まじく愛を語り合っているのを
見つけ友人と共にからかい半分に自転車で公園に突入していきました。
(今から思うとデリカシーないです・・・)
公園に入ったとたん・・・そのカップルの姿が消えていました・・・・
角地公園の出入口は道路に沿って2箇所、我々が入った所とその延長上に1箇所
こちらは自転車、いくら足が速くても2人がダッシュで逃げてもどこかしら視認で
きるはず。
ちなみにベンチの背中側は民家の壁となっていて通行は不可能となっています。
友人もその2人は確認していますし2人は我々の視界から消えたのはほんの一瞬。
しばらく友人と2人公園内を探したのですが・・・お互い怖くなり無言のまま帰宅しました。
もしかすると 見間違い、薄暮のイタズラ、記憶の混濁 と色々考えられるのですが
余りにも鮮明に記憶している出来事なので今思い出しても不思議でたまりません。
闇雲に霊だのお化けだのと押し付けるのはたやすいことですが、この出来事は
不思議な事として、そっと私の記憶に保管しておくことがいいのかもしれません。
ここまで読んでいただき ありがとうございました。
総務Fが担当致しました。