部分めっき
液面方式 部分Niめっき

マスキング方式 部分Niめっき

昨今、パワーモジュールの電極部品等、部分めっきの要求が増加しております。
弊社でも、ご要望にお応えするべく、部分めっきに取り組んでおります。
部分めっき化の背景として、特定箇所にめっきがついていることで後工程の際に問題となることがあります。
例えば、半田接合⇒金属間接合への切り替えなどが挙げられます。
(長期間の振動による半田のクラックの懸念、同金属で電気抵抗が変わらない)
2010年頃から動きが出始め、2025年現在、多くの引き合いを頂いております。
弊社では、液面・マスキング等の手法を用いて、製品にあった部分めっきをご提案致します。


t=0.8mm

t=0.8mm
部分Auめっき手法
上田鍍金の部分Auめっきにより省金化および剥離工程レスによりコストダウンを実現できます。
Method-1 : 液面方式

- 解決した課題
- 設備費を抑えた
部分Auめっき
- 対策技術
- 浸漬深さによる
部分めっき
- メリット
- コストダウン/キャリア部最小限の差厚も可能
Method-2 : スパージャー方式

- 解決した課題
- 部分差厚
裏面めっき無し
- 対策技術
- 間欠送り+スパージャーマスク
による部分めっき
- メリット
- より自由なAu制御によるコストダウン
Method-3 : オリジナル片面セル方式


- 解決した課題
- 片面ストライプ
Auめっき
- 対策技術
- 接触式めっきユニット
の開発
- メリット
- 連続搬送でのストライプめっきでコストダウンを実現
Method-4 : 特殊吸引方式(特許第5884142号)

- 解決した課題
- 高価な専用めっき液+
レーザー剥離装置の使用が主流
- 対策技術
- 特殊吸引方式
の開発
- メリット
- 高精度な連続部分めっきにより、大幅なコストダウン


装置概略(特許第5884142号)
【特徴】一般的な「噴射のみ」ではなく「噴射」+「吸引」構造を持つ