めっきの種類

Au 金めっき

Au 金めっき

 金は電気伝導性、はんだ付け性、耐食性に優れ、熱、湿度、酸素、ほとんどの化学反応に対して非常に安定であることが特徴です。

要求によりコバルトを添加し硬さや耐摩耗性を向上した硬質Auめっきが、コネクタや接点部品などに用いられます。またボンディング性やはんだ付け性を重視する場合には軟質Auめっきが使用されます。

【可能な加工方法】

特にフープめっきでは必要な部分だけにめっき処理を行うことでAu量の削減に貢献します。


SUS材へのダイレクトAuめっき

Au 金めっき

 通常、SUS材にダイレクトでAuめっきを施しても、密着性に問題があります。それは、SUS材の表面が強固な酸化膜で覆われていることが原因です。

 一般的には、塩酸ベースのNi-st浴で活性しながらNiめっきを付けることで 密着性を確保し、その上にAuめっきを施すという対策が取られております。

 しかし、当社では下地無しでダイレクトに密着性の良いAuめっきを施すことが可能です。 ダイレクトAuの利点として、以下のようなものが挙げられます。
  ①Niアレルギー対策
  ②磁性対策
  ③Ni分の工数が減らせる 

 当社では、全面めっき・部分めっき共に対応可能です。
現在は短冊の部分ダイレクトAuめっきを量産しております。
その他ラック・フープでも対応可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。


微細バネ部品へのAuめっき

バネ部品

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絡まった精密ばねにも高精度にめっきが可能です。
絡まりやすい形状で少量ずつしか処理ができない製品を大量処理化に成功しました。


腐食試験

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腐食を抑えるには一定以上のAuが必要ですが、絡まりやすい製品に精度よくめっきを施すのは
困難でした。しかし、弊社の独自手法によりめっき膜厚のバラつき低減を実現しました。

これにより品質の安定性と高信頼性を実現する事ができました。


グラフ

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上田鍍金株式会社
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