本ブログを見た、マレーシア在住の友人でバンド仲間の

ギタリストから、

「過去の栄光は捨てて、今を歌え〜!」

という突っ込みを受けてますが、そんな声に負けずに書きます。(笑)

開発のOです。

音楽編その2、事実上のイントロです。

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マレーシアに赴任して3年が経った頃です。

当時、当社の現地顧客の日系中小企業が設立10周年を祝って

パーティーをされるとの事で、余興やる人を探されていまし

た。

その頃、たまたま仕事で打合せていた別の顧客がかつてドラ

ムを叩いていたことを知った当社の現地責任者が

「Sさん、バンドできない?」

「M社さんが、余興やってくれる人探してててねー」

「どお?」

 

と、打合せに乱入。。。

Sさん

「いやーバンドつっても一人じゃできないし。。。」

「Oさんなんかできないの?」

 

「は〜?、昔会社の忘年会でバンド組んで歌ったことあるくらいですわー」

 

Sさん

「よし、決まり!Oさんボーカルで!  あと探さないとなー。。」

 

「はぁ〜?!  マジで?」

 

てな事で、やることに決まりました。(爆)

 

このSさんですが、少し前に私の住んでいたコンドミニアム

が水不足で約2ケ月断水だった時期に、家族全員でお風呂を

借りて以来、仲よくさせてもらってた人です。

私んちはトイレを流す水が無いのに、Sさんの住んでるコンド

では子供がプールで泳いでました。。。

後に、私たち家族がここに引っ越したのは言うまでもありません。

 

その後、Sさんの住んでるコンドミニアムの知り合いで某大手

書店チェーンの現地責任者の方がベースができる、ということ

で参加が決まりました。それからはちょくちょくSさんの家で

どんな曲をやるか打合せを重ることになります。

しかしリズム隊のみでは成立せーへんがな!

ギターがいるなー

よし、みんな

ギタリスト

さがそー!!

 

 

と、その週末。

KL中心部にある練習スタジオで、ギターを見つけたと一報!

企業研修という事で、フランスから来ている学生さん。

正式採用前の外国研修ということで、米系企業の現地工場に

来ていたフランス人の少し小生意気な(笑)奴でした。

 

これで一応バンドできる、ということになり、Sさんの会社

のバンドやってる社員に紹介してもらったスタジオで練習が

始まりました。

 

半径2km以内にまず日本人はいないだろうと思われる地域に

あり、違法賭博ゲーム屋らしき店の2階にあるスタジオです。

大丈夫か?ここ。。。

が第一印象。

 

しかし実はマレーシアのオリコンの様なチャートでトップ10

に入ったことのあるバンドメンバーが関わっているスタジオ

であることが分かり、彼らにもパーティー参加を呼び掛けた

ところ、OKとの事で話がまとまりました。一応プロなんで

何かしらギャラは発生していたと思いますが、あまり覚えて

ません。

 

指が痛いしもう弾けない、とすぐに言い出すフレンチ小僧に

文句言ったりしながらも幾度か練習を重ねた後、本番を迎え

ました。

例のプロは私たちの前座 。。

 

ん?

 

 

 

ってなんでやねん!

順番違うやん!

(;^_^A ・・・

 

 

私たちの曲目は

Hey jude

Wonderful tonight

なんかを演ったっけ。。

 

でもまぁそれなりに盛上って、記念すべき私のマレーシア

でのバンドデビューは何とか終わりました。

後にこの時のビデオを見たバンド仲間は、私を見てその

クオリティーの低さに抱腹絶倒することになりますが。。。

(* ̄∇ ̄*)

 

その後フレンチ小僧の彼女がマレーシアに来たので

彼女も交えて打ち上げやったりして終わりました。

 

これを機に、徐々にどっぷり音楽と関わるようになるのですが

この時点では知る由もなかったのでありました。。。

 

その3へ続く

 

 

 

 

 

 

 

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