» 2018 » 12月のブログ記事

皆さんこんにちは。

開発Oです。

 

今日は、最近私がハマっているYou Tubeネタについてのご紹介です。

いろいろ権利の問題とかややこしい事になっては困るので今回は活字

のみですがご容赦を。

 

元々はイギリスの「Britain’s Got Talent」というオーディション番組。

現在は世界各国で同様のフォーマットを使った番組がたくさんあります。

オペラ歌手のポール・ポッツや歌手スーザンボイルを輩出した事でイギリス版

は有名ですね。

 

歌に特化したXファクターという同様の番組出身にはOne Directionがいます。

 

本家を超えて今は「America’s Got Talent」という米国版が有名です。

※以下AGT

 

さてAGTの場合、全米各地の予選を通過した出場者が、4人の審査員の前で

ネタを披露します。歌、マジック、ダンス、コーラス、腹話術、何でもありで

老若男女制限なし。審査員は有名な音楽プロデューサーやミュージシャン、女優

コメディアン、司会者などです。

 

審査員の前には赤いボタンがあり、4人全員がそのボタンを押すと強制終了。

その後、辛辣なコメントを審査員が言って終了。

結構ケチョンケチョンに言うので、それも売りの一つ。

逆に4人全員が終了後にYes!と言えば一次予選通過です。

この予選が2次3次と普通は何回か続きます。

 

しかし、審査員席の中央にはゴールデンブザーと呼ばれるボタンが1つあります。

審査員・司会者は1回/1シーズンこれを使う権利があり、これを押された演者は

その後の予選をすべて免除され、ライブショーである準々決勝に一気に進む事が

できます。

 

だいたいYou Tube上には、このゴールデンブザー獲得者をUpしたものがほとんど

ですので、検索してもらえればすぐに各シーズンのブザー獲得者が観れます。

既にメジャーデビューしている人もいますし。

 

最終的に優勝者はなんと100万ドルの賞金とラスベガスでの公演の権利を獲得できます。

このへんはさすがアメリカ、スケールデカいね。

 

 

ゴールデンブザー獲得者の一例を書くと、

・18歳の時、聴覚を完全に失ったが筋肉の記憶と視覚で音を見る事で

健常時のピッチを完全に取り戻した、ちょっと信じがたい奇跡的な

女性の自作の歌。この人は、相手の話している事は手話通訳が必要

ですが、返事は普通に話します。普通に見てると聴覚を失っている

とはまず思えません。

歌い終えると数千人いる観客と審査員全員がスタンディングオベーシ

ョン!拍手は聞こえないので両手を上げてひらひらさせる手話を心得

ている観客も多く、まぁ簡単に泣けます。ホンマなんで歌えてるんか

ちょっと意味が分かりません。すごすぎ。

 

・小児心療病院の看護師の男性。

障害を持って生まれた実子に加えて、ホームレスや脳性麻痺の子供など5人

を養子に迎えて育ててます。その子供達に、夢は叶えられるんだという事

をオヤジとして示すために歌います。

これがまた、ええ声でウマいんです。

むちゃくちゃ心に響きます。

ゴールデンブザー獲得の瞬間が泣けます。

 

・16歳の女子高生。ステージ3の癌から生還した少女です。

みんな、あきらめるなというメッセージを伝えたくて歌います。

ファイトソング。これは歌だけで泣けるかも。

 

 

他、書ききれないですが共通している事。

皆さん、当然無茶苦茶うまいのですが、技巧的なうまさだけではないんですね。

みんな何かしら背景があって、これを最後に歌を止めようと最後の機会として

きた人や、今まで人前で歌ったことなんかなくて、自分を変えようと挑戦して

きた人、いじめにあった少年や少女、もちろんプロの歌手を夢見てる子、など

思いの詰まり方が半端なくてプロの歌で泣いたことなどない私ですが、最近涙

腺が緩いこともあって歌で涙が流れます。

100万ドルを夢見て、という人がおらんのです。

そんな余裕というか分かり易い動機の人が少ない感じ。

 

また、だいたいの人は自分の声や歌唱のすごさに気付いてません。

思わず審査員が「あなたには自分の声が聞こえないの?(その素晴らしい声が)」

と言ってしまうくらい。

なので、歌い終わると緊張が解けたのと、数千人の観客の歓声に圧倒されて

泣いてしまう人も多いです。

まして、ゴールデンブザーを押された日には、もう尋常じゃない喜びよう。

その謙虚な、自信無げな感じもええんですな。

 

見ていてほのぼのします。

観客も司会者も審査員もノリが良いのでいい演者には最高の反応。

 

準々決勝以降は、演奏もプロが生でサポートし、衣装も番組が用意して、しっかり

おめかしして、ショーとしての完成度を高めて、披露されます。

この準々決勝以降決勝まで、すべて全米からの投票で勝敗が決まります。審査員は

コメントしたり助言したり、全米に向けて自分のお気に入り演者を押しまくったり

という役目。

 

でもやっぱり、最初のオーデションがやっぱり一番私は好きですねー。

胸に訴えるものが強いので。

 

最近の優勝者

2018年 男前のカードマジシャン

2017年 12歳の歌う天才腹話術少女

2016年 12歳のシンガーソングライターの少女(既にプロデビュー済)

 

順当な場合もあるし、意外に投票がばらけて下馬評とは違っていたり

毎年それぞれ。2位以下の人が後々大成する事ももちろんあるようで。

 

最後に字幕入りの映像はそんなにないので、英語のヒアリングの勉強

にもなります。

 

以前カナダ人の英語の先生が言ってた、「No Way!」

結構みんな使ってます。(笑)

あと、頻繁に出るOh My Godですが、クリスチャンの中には軽々しくGodと

言うのを敬遠する人もいるので配慮した言い方は、

Oh My GoshやOh My Goodnessだそう。

カジュアルな席ではGoshが無難。

 

では。

 

 

 

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