マレーシアのMです。
マレーシアではイスラム教の方は
先月から今月にかけて1か月間断食月のため
日中は食事や水をとることができません。
その時の土日を利用して
ランカウイにゴルフに行ってきました。
ランカウイはマレーシア北西部にある島で
ヨーロッパからもたくさん観光客が訪れる
一大リゾート地。
島全体が免税であることでも有名です。
我々が住むクアラルンプール空港からは
飛行機で1時間ほど。
土日にゴルフをすることもあり
金曜日に仕事が終わり即刻自宅に戻り
予約していたタクシーでKL空港へ。
KL空港発ランカウイ行は最終便で21:50発。
その日、自宅から夕方6時半にタクシーに
乗り込み、運転手さんに
「今、断食月だけど、運転手さんも断食中?」と私。
「そうです。7時半になると食べれるんです。」と運転手さん。
「断食中は、おなかが減っているのでみんな運転が荒いけど
運転手さんは安全運転でお願いしますね」
「大丈夫、大丈夫、私は安全第一です。」
といいながら、他の仲間と電話したり、横に知り合いの
タクシーの運転手さんがいたら窓を開けて
「もうすぐ食べれるなぁ。」みたいな話をしながら
運転している。
こちらとしては気が気ではない。
また、通常なら1時間弱で空港まで到着するのですが
週末の夕方なので道も混んでいて、なかなか到着しない。
そうこうしているうちに、断食が解除される7時半近くに。
空港での待ち合わせ時間が7時半だったこともあり運転手さんに
「食事は、私を空港に送ってから行くんでしょう?」って聞くと
「朝からなにも食べてないし飲んでないのに、そんなの待ってられないよ。
でも大丈夫、パンとジュース買ってあるから」と言い、
買ってあったパン3つとジュース2本を私にみせた。
すると7時半になってラジオからなんかお祈りみたいな音がして
その運転手さん、やはりかなりのどが渇いていたのか
いきなりまずジュースを1本をがぶ飲み。
そしてパンもムシャムシャ食べ始め、私に
「おまえも食べるか?」って
「いらんいらん」と私。
結局、10分強遅れて到着。
でも、運転手さんがジュースがぶ飲みしてパンを食べたあとの
連続した「ゲップ」がひどいことひどいこと。
少し気持ち悪くなりました。