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こんにちは。

開発Oです。

私は幼稚園年長さんの頃から宇宙や宇宙人、UFOなどに

たいへん強い興味があり、子供向けのその関係の雑誌や

ミステリー系の本を中学生くらいまでよく読んでいまし

た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年齢を重ねる毎に、部活やら遊びやら現実の楽しい事や

苦しい事をたくさん経験するうち、自然と興味は薄れて

いったのですが、先日(もう結構前ですが)BSのとある

番組で、「コズミックフロント」というものを見て久々

に子供の頃の気持ちが蘇りました。

その回のテーマは

「75年後に巨大な中性子星が地球に激突! 人類の運命は如何に?!」

というもの。

 

中性子星の接近により、地球は完全に破壊・吸収されると

いう想定の元、物理学・生物学・社会学といった各界の専門

家や科学者が真剣に人類の存亡をかけた対策を考え意見を

述べる、という内容です。

 

人類が生き残るには、他の惑星への移住しか術はなく、そ

のために必要なものは?

という流れでCGや実写映像を交えてドキュメンタリー仕上

げで話が進みます。

 

・スペースコロニーのような巨大宇宙船を宇宙空間で製造

・宇宙船内で栽培する作物の遺伝子改良

・この宇宙船の推進エンジンシステムは何が有望か?

・宇宙船内の重力を作るシステムは?

・移住先の惑星の探査と選定

という内容が次々進み、最終的にはこの船に搭乗する人類

の選別になります。必ず必要となる職種の人、例えば医者

や宇宙船の操縦や管理を行う技術者、そうでない人々につ

いては、遺伝子を分析する事で、将来的な病気のリスクの

少ない人々を選択する(全人類に対して検査を実施)とい

うものです。これに加えて動物も対象です。

まさにノアの方舟ですね。

 

終盤のカットでは、宇宙船内で遊んでいた子供たちが窓か

ら中性子星に飲み込まれる地球を見つめている描写のあと

に、目標の惑星に到着します。

 

出発から約100年後で、当時赤ん坊だった人たちもすでに

老人となり、その子孫たちといっしょに着陸する、という

エンディングでした。

 

実際にはこの移住先の惑星も、人間が生きていける環境で

あるか完全に把握できるわけではなく、賭けの要素が多分

にあるようですが。。。

 

ラスト終盤のカットで思ったこと。

この人類の希望を乗せた船に、我々めっき技術者はやっぱ

り必要とされないんだろうか?

 

現在の社会を縁の下で支えている自負を僅かながら持ってい

るつもりですが、人類存亡の危機には必要とされないという

のは何とも寂しいですねー。

 

普遍的に、この業種が人類にとって必要な職種となるように

何をすればいいのか?

 

壮大な課題を胸に眠りについた夜でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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